
「英単語を覚えるために間隔をあけた勉強が効果的かも」の記事でも書いていますが、間隔をあけた勉強法ってどの教科にも使えると思っていまして....
教科によって間隔をあけた勉強法の内容がちょっと変わってくるので、それぞれの教科ごとにご紹介していきます。
ということで、今回は数学に間隔をあけた勉強法を取り入れるとどんな感じで進めることができるのか提案します。
前回の数学の勉強法に関する記事は「数学の勉強は応用を無理に解こうとするよりも、基礎を固めた方がいいんじゃない?ってはなし。」をどうぞ。
間隔をあけた勉強法が数学にどうして効果的なの?

「間隔をあけた勉強が英単語を覚えることに効果的かも」ってどうして思ったの?という方のために.....
知っている方もいると思いますが、今回の話は「エビングハウスの忘却曲線」に基づいております。
ちなみにこの話は、以前にもしていますので同じ内容を書いておきます。
「エビングハウスの忘却曲線」ってなに?という方のために簡単に説明しておくと、
- エビングハウスの忘却曲線は「時間が進むにつれてどれだけ忘れていくのか」を曲線にしたもの
- 1時間で56%、1日で67%、2日後72%、6日後75%、1ヶ月後には79%も忘れてしまうことを表した曲線グラフ
「エビングハウスの忘却曲線」の内容を考えると、感覚をあけながら繰り返し学習するといいんじゃない?となるわけです。
間隔をあけた勉強法を数学に取り入れてみる
じゃあ具体的にどんな感じで進めたらいいの?って話に移っていきます。
他の教科と違って数学の場合は、問題の種類やレベルが豊富な印象なので比較的取り入れやすいかと思います。
間隔をあけた勉強法を数学に取り入れますと....
- とりあえず問題を解く
- 1時間後に類似問題を解く
- 次の日に公式だけ確認しておく(余裕があるなら問題を解くほうがいい)
- 3、4日後に類似問題を解いて、スムーズに解くことができるならレベルを上げた問題を解く
- 1週間後にいろんなレベルの問題をバラバラに解く
こんな感じで間隔をあけながら、レベルも考えて問題を解いていくといいかと。
まとめとこれから
というわけで、間隔をあけて勉強法を数学に取り入れる方法を簡単に紹介しました。
ただ間隔をあければいいってわけでもなくて、ちゃんと自分のそのときのレベルを考えてあげることが重要です。
簡単な問題ばかり解いていても「解ける気」になってしまいますので....
それでは、また次回。