
「英単語を覚えるために間隔をあけた勉強が効果的かも」
英単語を覚えないといけないけどなかなか覚えることができない、という人は多いはず。
毎日少しずつ覚えていけばいいと言われるけど、そもそも「長期間、記憶にとどめておくこと」が難しい。
そこで今回は、英単語を覚えるために「間隔をあけた勉強」が効果的かも、って話をしていきます。
英単語を覚えるために間隔をあけた勉強がどうして効果的なの?
まずは「間隔をあけた勉強が英単語を覚えることに効果的かも」ってどうして思ったの?という方のために.....
知っている方もいると思いますが、今回の話は「エビングハウスの忘却曲線」に基づいております。
「エビングハウスの忘却曲線」ってなに?という方のために簡単に説明しておくと、
- エビングハウスの忘却曲線は「時間が進むにつれてどれだけ忘れていくのか」を曲線にしたもの
- 1時間で56%、1日で67%、2日後72%、6日後75%、1ヶ月後には79%も忘れてしまうことを表した曲線グラフ
とりあえず、1度習っただけで何もしないとどんどん忘れてしまいますよってことです。
「エビングハウスの忘却曲線」の内容を考えると、間隔をあけながら繰り返し学習すると定着にいいんじゃない?となるわけです。
英単語を覚えるために間隔をあけて勉強する方法を取り入れる

じゃあ実際にどんな感じで勉強していけばいいのか考えていきましょう。
僕が考えたものはあくまでも個人的なものなので、「1回でもっと覚えられる!」「ちょっとずつ覚える量を増やしていこう」と思う方はぜひ自分なりに工夫していただけるといいかと思います。
では、間隔をあけて英単語を覚えるための準備としてまずは....
- 1年間で覚える英単語量を決める(学年によって変わるはず)
- 1年間で2周するために↑の英単語量を2倍する
- 2倍した英単語量を365日で割る(1日あたりに覚えるべき英単語数がわかる)
こんなふうに準備しておきます。ここで重要なことは「1日どれぐらい英単語を覚えていけば1年間で約2周できるのかを把握すること」であります。
1日に覚えるべき量を把握したなら実際に覚えていきましょう。
- 1日目:1日に覚えるべき量を実際に覚える
- 1日目:覚えたと思ったらタイマーを60分に設定する
- 1日目:1時間他のことをする(他教科の勉強に切り替えてもいい)
- 1日目:タイマーが鳴ったら、1時間前に覚えた単語のテストをする(英単語のテストは英→和、和→英どちらもできればいい)
- 1日目:忘れていた英単語をリストアップしておく
これで1日目が終わり。そして2日目....
- 2日目:1日前にリストアップした英単語のテストをする
- 2日目:忘れていたものを含めて新しく覚える英単語を覚えていく
- 2日目:1日目と同じくタイマーを設定して1時間過ごす
- 2日目:1.で間違えた単語も含めて2日目に覚えた英単語をテストする。
という感じで1週間続けてみてから....
- 1週間で覚えた英単語をテストする
- 間違ったものは覚え直すと一緒にリストアップ
週単位でこうしてまとめテストのようなものをしながら、それでも覚えられていない単語をリストアップしていく。そして、1日目から計算して1ヶ月後に....
- 覚えられていなくてリストアップしてある単語をテストする
- それでも覚えられないものは翌月中にもう一回テスト
これで1ヶ月の流れが完成、というわけです。覚える量や集中力によっても変わってくるので、あくまでも無理のないような計画を立てることが大切ですね。
英単語を覚えるために間隔をあけた勉強が効果的かも
というわけで、英単語を覆えるために感覚をあけた勉強がいいんじゃない?って話を進めてきました。
ちなみに、覚えるときは読みながら覚えるの?それとも書く?とかいう問題も出てくると思うので、そのあたりはまた記事にできたらと思います。
勉強法には科学的なものから感覚的なものまでいろいろあるので、気に入ったものを使ってもらうのがいいかなと。
ではでは。