
計画を立てることにはどんなメリットがあるの?って話
「とりあえずこの参考書を1冊読み通そう」「とりあえず問題集を1周しよう」
こういう言葉をよく聞くことがあります。
参考書を1冊読み通したり、問題集を1周すること自体はとてもいいことで勉強する上で当然やらないといけないこと。
でもその前の「とりあえず」っていうのがちょっとまずい気がします。
「とりあえず」をなくすためにどうすればいいのか。
それは「計画を立てること」です。
そもそも「とりあえず」で進めたら何がまずいのか、「計画を立てること」にはどんなメリットがあるのかをまとめておきます。
「とりあえず」で勉強を始めることのデメリット

1つ目のデメリットとしては、定着しているかが分かりにくい、という点です。
定期的に復習を取り入れているなら話が変わりますが、とりあえずで進めてしまうとなかなかそうはいかないかと。
計画のないまま復習を取り入れずに進めてしまうと、内容が理解できていても問題を解けるかどうか、言葉で説明することができるかがわかりません。
デメリットの2つ目は、期限までに間に合わない可能性が高まってしまいます。
試験日やプレゼンの日など、決められた日までに決まった範囲を理解し定着させておかないといけないのに間に合わなかったなんてことになります。
そうなってしまう理由としては「先延ばしにしてしまうことが増える」からかもしれません。とりあえず始めた勉強だから「明日にしよう」とか「この部分は週末にしよう」と先延ばしにしてしまいがちに....
計画を立てることのメリット
続いては計画を立てて勉強を進めることのメリットを考えていきましょう。
メリットは3つ。
1つ目は「進捗が目に見えやすい」という点。
予め計画を立てておくと、計画を進めて行った後にそれまで何をしたのか見返すとき、進捗がとても目に見えやすくなります。
頭の中だけで計画を立てる人は少数派なはずなので、おそらくほとんどの人が紙や電子的な形で書き出すかと。
書き出すときは「うわ、こんなに勉強しないといけないのか」って思いますが、日々の計画を進めていくうちに自分のやった結果が記録として残っていきます。
そんな感じで「進捗が目に見えやすい」と達成感を感じやすくなるので、計画を立てるメリットとして挙げてみました。
続いてのメリットは「やり残しが減る」ってところです。
とりあえずで勉強を進めているとどうしても「あっ〇〇の単元やっていなかった」と後で気づいたりします。しかもそういう単元に限って重要性が高かったりもするのでかなり焦ります。
そんなことにならないために全ての単元や範囲を網羅できるよう計画を立てておくことが大切。
計画さえ間違えていなければそもそも「やり残し」の単元が出てくることもないわけなので、「日数が足りなくて〇〇の単元できなかったらどうしよう」なんて不安もなくなります。
計画を立てることが面倒だと感じたら
とは言うものの「計画を立てることが面倒」に感じてしまうこともあるかと。
面倒なら立てなくても大丈夫と言いたいところですが、そうもいきません。
じゃあどうすればいいか。
1つの改善策としては「計画を立てて進めた後の自分」と「とりあえず勉強を進めた後の自分」を想像してみるのがいいかも。
これを考えてみたら明らかに、計画を立てて進めた自分の方が成長を感じることができるはずなので「今面倒かどうか」よりも「最終的にいい結果になって返ってくるか」に思いが向くかと思います。
まとめ
てなわけで、計画を立てることのメリットについて考えてきました。
「計画を立てようかな、どうしようかな」って人にとって参考になったら嬉しいです。
というわけで、また次回。