
【英単語の覚え方】英単語を覚えるときに使うフラッシュカード(単語カード)のメリット・デメリットを考える
英単語や短い語句を覚えるためにフラッシュカードを使用したことはありますか?
単語カードと呼ぶこともあるこの道具ですが、個人的にはかなり役に立ちました。
でも、どんなことを覚えるときでもフラッシュカード(以下フラッシュカード)は役に立つのか考えました。
ということで今回は、フラッシュカードを使うことのメリット・デメリットについて考えていきましょう!
フラッシュカードのメリット
まずはメリットから考えます。
私が考えるフラッシュカードを使うことのメリットは....
- 単語や漢字など、まとまった語句を覚えることに適している
- 持ち歩いてどこでも使用できる
- 順番をバラバラにできる
といった感じです。
1つ1つ考えていきましょう。
単語や漢字など、まとまった語句を覚えることに適している
英単語のスペルや約を覚えたり、漢字の意味や書き方を覚えるためにフラッシュカードはかなり役に立ちます。
英語と国語だけでなく、数学の公式や理科や社会の語句を覚えることにも使えるかもしれません。
しかも、表面に英単語を書いて裏面に日本語訳を書いた場合、反対から使うことで日本語訳を見て英単語を思い出す練習をすることもできます。
こんな感じで表と裏に書いたことそれぞれを思い起こす練習に使えるのもメリットの1つ。
持ち歩いてどこでも使用できる
フラッシュカードはカバンに入れていても重さを感じないほど軽いもの。
学校で使っているカバンや塾用のカバンなど、どこにでも入れて持ち歩くことができるのは大きなメリットになります。
今ではスマホのアプリでフラッシュカードと同じような役割を果たすものもあるので、スマホをもっているならそちらを使うのも1つの方法です。
順番をバラバラにできる
意外と知られていないような気がするフラッシュカードのメリット。
フラッシュカードを使って語句を覚えるときに「順番で覚えてしまう」ということが起こってしまいがち。
これを解決するために、フラッシュカードをまとめているものを一旦外して順番をバラバラにしてまたまとめておく。そうすると次に使うときに、順番で覚えずに語句の意味を答えることができます。
フラッシュカードのデメリット
デメリットは2つある。
それは....
- フラッシュカードだけでは、書かれていることを使って問題を解くことはできない
- 自分の言葉でまとめて答える問題には向かない
の2つです。
フラッシュカードだけでは、書かれていることを使って問題を解くことはできない
例えば、数学の公式をフラッシュカードに書いていたとします。
表面には「〇〇の公式は何?」と書いて裏面に「公式名や公式」を書きます。
公式自体は覚えることができますが、その公式を使って実際に問題を解いたり、どう当てはめて使うのかといったことまでは、フラッシュカードだけではできません。
これがフラッシュカードのデメリットの1つになります。
自分の言葉でまとめて答える問題には向かない
一問一答のように「〇〇が起こった年は何年?」と書いておいて反対側に「答えの年」を書くことはできます。
しかし、「次の内容を読んで30字以内でまとめなさい」といった問題には適していません。
もちろん、単語や語句を覚えることに特化している道具なので仕方ないですが、フラッシュカードを使って無理矢理こういった問題を覚えようとしないようにする必要があります。
まとめ
今回はフラッシュカードのメリット・デメリットについて考えてきました。
まとめておくと....
- フラッシュカードのメリット
- 単語や漢字など、まとまった語句を覚えることに適している
- 持ち歩いてどこでも使用できる
- 順番をバラバラにできる
- フラッシュカードのデメリット
- フラッシュカードだけでは、書かれていることを使って問題を解くことはできない
- 自分の言葉でまとめて答える問題には向かない
ということでした。
どんな道具でもそうですが、正しい使い方や適していることに使わないと期待以上に効果が出ないことがあります。
フラッシュカードについてもメリット・デメリットを踏まえて、自分なりに活用していきましょう!
というわけで、また次回。