
模試の判定ってどれぐらい気にしたらいいの?って話
模試を受けると必ずと言っていいほど、A~Eで合格可能性の判定が返ってきます。
模試を受けるメリットについては「模試を受けるメリットは何?って話」で3つ挙げていますが、今回も模試関連の話題を考えていきます。
というわけで、模試の判定ってどれぐらい気にしたらいいの?って話を進めていきましょう。
模試の判定を気にするべきかどうか
結論から言ってしまうと「気にする必要はない」というのが個人的な考えです。
学生時代に「E判定でも受かった人いるよ」とか「A判定でも落ちた人がいた」って話を耳にしたことがあります。
これって意外とよくあることなんじゃないのかなと思っていまして。
入試の結果の判定ではなく、あくまでも入試前の途中段階での判定なので、その後の勉強で判定は最終結果は大きく変わってきます。
そう考えると、合否と模試の判定は必ずしもつながらない、ということになります。
こうなってしまうと「模試の判定を出す意味ないんじゃないの?」って思う人もいるはず。
でも、判定を確認することで得られるメリットもあります。
模試の判定から何を知るべきか
模試の判定は気にしなくていい!ってことでしたが、「A判定だから受かる!」とか「E判定だからもうダメだ....」って考える必要はないってことだけで、模試の判定を無視していいってことではありません。
じゃあ、A〜Eの判定から何を知るべきなの?って話ですが、模試の問題範囲の実力を確認するべき!っていうのが答えかと。
受験した模試の問題に関して、自分がどのぐらい定着しているのかを示す指標としては、判定で判断してもいいのではないかと思います。
例えば、模試でE判定が出たならその範囲の単元についてはほとんど定着していないんだな、と判断できます。
もちろん、単元別の正答率もあるはずなので、それを踏まえながら判断する必要があるでしょう。
模試を受験した時期によっては判定で志望校を変更すべき
判定を気にしなくていい!と言ったものの、模試の受験時期によっては気にすべきときもあります。
試験本番が2月で、模試の結果が返ってきたときが12月だったとします。その結果がE判定だったとしたら、おそらく残り2ヶ月ほどで合格のラインまで実力を伸ばすことは少し難しいでしょう。志望校を変更して少しレベルを下げた学校にするのが得策かもしれません。
こんな感じで、模試を受験した時期によっては判定で志望校を変更すべき場合もあります。
まとめ
模試の判定ってどれぐらい気にしたらいいのか考えてきました。
まとめておくと....
- 基本的には模試の判定は気にしなくていい
- 模試の判定から今の実力を知るべき
- もし結果が帰ってきた時期によっては判定を気にするべき
ということでした。
模試の判定に気を取られてしまうって人の参考になれば嬉しいです。
というわけで、また次回。