
「何から勉強すればいいか分からない」なら、知っていることを書き出してみようって話。
「勉強しなきゃ!」と思っていても、「何から勉強すればいいかよく分からない」ってことがよく起こります。
勉強の走り出し方がわからないわけです。
そんなときには「白紙に今自分が知っていることを書き出してみる」方法がいいんじゃないかと考えています。
ということで今回は、「何から勉強すればいいかよく分からない」なら、知っていることを書き出してみようって話を進めていきましょう!
勉強しないといけない分野を整理する
知っていることを実際に書き出していく前に、まずは勉強しないといけない分野を整理しましょう。
社会で考えてみましょう。
一通り社会を学んでいるとして、勉強しないといけない分野を書き出さずに「知っていることを白紙に書き出していく」とどうなるでしょうか。
きっと地理や歴史、公民の内容をバラバラに書き出していくことになります。そうなってしまうと、書き終わってからどの分野についてどれほど知っているかを考える時に検索しにくくなってしまいます。
これを防ぐために、自分が歴史や地理、公民のどの分野についてこれから勉強するつもりなのかを整理します。
「そんなの全部!」って人は、勉強していく順番を考えて優先順位を決めましょう。これだけでもかなり整理されます。
教科によって多少整理の方法が変わるかもしれませんが、こんな感じでこれから勉強していく分野を整理しておくと、紙に書き出すときに分野ごとに考えることができるのでオススメです。
勉強する分野で自分が今知っていることを書き出してみる。
ここからがタイトルのメインになります。
これから勉強する分野について整理できたら、その分野について自分が今知っていることを白紙に書き出していきましょう。
先ほどの社会を例にして考えてみます。
これから勉強する分野が社会の歴史だとするとどんなことを知っているでしょうか。
おそらく、人の名前や場所、出来事、年号を知っているはず。
もちろん忘れていることもあるかと思いますが、ここでは知っていることだけを書き出していきます。
書き出せた後は、教科書などと照らし合わせながら今持っている知識が正しいものかどうかを確認します。
そして、抜けている知識も見つけていきます。
こうすることで、これからどこを勉強すべきかが見えてきます。
白紙に書き出した知識は定着しているはずなので、一旦そこは放置しておきます。
重要なのは「どこの知識が抜けているのかを知ること」です。
「何から勉強すればいいか分からない」人は、「どこの知識が抜けているか」を知ってからそこを重点的に勉強していけばいいことになります。
こんな感じで知っていることを書き出しておくと、どこから手をつければいいか分からないということを防ぐことができます。
まとめ
「何から勉強すればいいか分からない」となったときのための勉強の始め方について考えてきました。
まとめておくと....
- 勉強しないといけない分野を知る
- 勉強する分野で自分が今知っていることを白紙に書き出す
- 抜けている知識を重点的に勉強する
となります。
勉強のスタートダッシュを切る前に、今回の方法で事前準備をしておくといいかもしれません。
というわけで、また次回。